「Wish for Tomorrow」は、
本院出身の世界的アーティストであり、
平和活動家として知られる
オノ・ヨーコ氏の活動に
深い敬意を表して企画した、
創立150周年記念プロジェクトです。
オノ氏は、故ジョン・レノン氏とともに、
アートや音楽を通じて
平和への強いメッセージを世界に
発信し続けてきた人物であり、
その思想は今も多くの人々に
影響を与えています。
本企画は、オノ氏が世界各地で
展開してきた
「ウィッシュ・ツリー」に
着想を得たもので、
平和への願いや未来への希望に想いを
寄せることを目的としています。


この取り組みは、学習院創立150周年第4回記念事業「講演会」にあわせて実施しました。平和への祈りや未来への希望、夢など、それぞれの想いを願い札にしたため、会場に設置された「結びの木」に託しました。願いを文字にし、想いを託す過程を通して、平和について考えを巡らせるひとときとなり、年齢や立場を超えて多くの参加者に静かな共感の広がりが生まれました。
また、本プロジェクトには講演会に登壇した逢󠄀坂惠理子氏、日比野克彦氏にもご参加いただきました。逢󠄀坂氏は、日頃より平和への願いを大切にされており、メッセージに向き合う真摯な横顔がひときわ心に残るものでした。
こうして寄せられたメッセージは、後日アイスランド・レイキャビクのビーズエイ島に設置された公共芸術作品「イマジン・ピース・タワー」へ送り届けました。同タワーは、オノ氏が故ジョン・レノン氏を追悼して制作した作品であり、100万を超えるメッセージが保管されています。

世界中から寄せられたメッセージをもとに、毎年、夜空へ向かって光の柱が立ち上がります。その一筋の光には一人ひとりの願いが込められ、平和への祈りが目に見える形として表現されています。
本院で生まれたメッセージも、光の一部として世界へ。私たちの想い、そして学習院が大切にしてきた平和への理念が国境を越えてつながっていく——「Wish for Tomorrow」は、150周年を記念するにふさわしい、雄大でロマンあふれるプロジェクトとなりました。







