学習院創立150周年
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第3回記念事業「特別講義」
-自分と向き合う17の質問-
(事前アンケート)

「特別講義」の参加者には、講義の事前準備として、自分と向き合うための事前アンケートを3回にわたり実施しました。回を重ねるにつれて、深く内面に迫る設問となっています。

「自分と向き合う17の質問」と題し、アンケートの集計結果を共有いたします。
自分と同じような悩みを抱えている人がいること、あるいはまったく異なる考えを持つ人がいることを知っていただく機会になれば幸いです。

「自分と向き合う17の質問」(事前アンケート)

どんな悩みを抱えていますか?

Q01.今悩んでいること、または、心配事は何ですか?
Q02.心配事は具体的にどんなことですか?
特に多かった意見
  • やりたいことや職業が見つからない
  • 友人関係が広がらないこと
  • 将来に対する漠然とした不安や緊張について
  • 恋人ができない、
    いたとしても距離感がわからない
  • 家族と今後仲良くできるかわからない
Q03.心配事を他人に相談しましたか?
Q04.心配事を相談した結果、解決しましたか?
心配事を相談できないのはなぜですか?
特に多かった意見

■解決しましたか?

  • 解決した
  • 互いに悩んでおり、解決策は見つからなかった
  • 抜本的な解決には至っていないが、
    人に相談することで少し気持ちが晴れた

■相談できないのはなぜですか?

  • 相談できる相手がいないから
  • 自分が甘いこと言ってると思い、情けなくなるから
  • 自分で考えたうえで納得したいから
Q05.今抱えている悩みや心配事を相談できる人はいますか?

本当は誰を信頼している…??

Q06.悩みや相談事を相談できる人は誰ですか?(複数回答可)
Q07.相談相手として、なぜその人を選びましたか?(複数回答可)
特に多かった意見
  • 信頼できるから
  • 自分のことを大切に考えてくれていると
    感じるため
  • 自分に最も理解があり、
    親身になって話を聞いてくれる人だから
  • 同じような悩みを抱えているから
  • 安心できる人だから
Q08.行動を起こすとき、誰かに意見を求めますか?
  • 他の人の意見は聞かない
  • 結論は決まっているが、
    一応他の人の意見を聞く
  • 自分の意見は持っているが、
    参考に他の人の意見を聞く
    →自分の意見を採用
  • 自分の意見は持っているが、
    参考に他の人の意見を聞く
    →他の人の意見を採用
  • 自分の意見はまったく無いので、
    他の人に委ねる
Q09.Q08で選択した回答について、その理由を教えてください。
特に多かった意見
  • 自分の意見を客観的な目で見てみたいから
  • 他の人の意見を聞いた上で、
    最後は自分で決めた方が納得できるから
  • どんな選択も自分の責任なので、
    やはり自分の意見は一番だと思う
  • 同じような悩みを抱えているから

周りの目が気になる…??

Q10.周りの人から自分がどう思われているか気になりますか?
Q11.周りの目が気になるのはどんな時ですか?
特に多かった意見
  • 人前に立って話をしているとき
  • いつもと違う格好してるとき
  • 人前で失敗したとき
  • 他の人と意見が食い違ったとき
  • 好きな人といる時、
    自分を好きでいてくれる人といる時
Q12.人前で「いい人」を演じてしまうことがありますか?
Q13.多数決で少数派になった時、あなたは不安になりますか?
  • 不安にはならない(気にならない)
  • 不安になるが少数派のままで
    意見を変えない
  • 不安になるので多数派に意見を変える
  • ほかの人の意見を聞いてから、
    改めて考え直す
Q14.自分の意見が口に出せず、飲み込んでしまうことはありますか?
Q15.無意識のうちに自分を否定したり、ダメ出しすることはありますか?
Q16.他人と比較して落ち込んでしまうことがありますか?
Q17.初対面の人に対するあなたの対応に近いものはどれですか?
  • 自分から積極的に関わりを作る
  • 場の空気を読んで関わりを持とうとする
  • 相手からアクションがあれば関わる
  • 自分から関わるのは極力避ける
  • 関わりを拒絶する

特別講義に参加した学生生徒の回答をどのように受け止めましたか?
自分と照らし合わせ、心が軽くなること、決して自分ひとりの悩みではないのだと共感する回答もあったのではないでしょうか。

また、自分と異なる意見や考え方を持つ人の存在を改めて認識することで、視野が広がり、相互理解につながっていきます。
私たち一人ひとりが少しでも生きやすい社会を実現していくために、自分と向き合い、どう生きるかを共に考えていきたいですね。