コロナ禍以降、学校生活は大きな変化を余儀なくされました。勉学、人間関係、進路選択、就職活動等、学生生徒が直面する問題にも多大な影響を与え、ストレスや不安を抱える者も少なくありません。
「自分の人生と向き合い、将来を模索する学生生徒の後押しができないだろうか」、そのような想いから第3回記念事業として「特別講義―君たちはどう生きるか」を開講することとしました。
折しも、本学卒業生でアニメーション映画監督の宮﨑駿氏(昭和38年学習院大学政経学部卒業)が同名の長編映画を制作し、数々の栄誉ある賞を受賞して大きな話題となりました。宮﨑氏自身も迷い多き少年時代を経て、子供たちのために一貫して作品を作り続けているそうです。生み出された数々の名作が、世代や国を問わず大きな支持を得ていることは周知のことですが、今般の宮﨑氏への賞讃は、本院の誇りであり、敬意の念を新たにするところです。そこで今回の特別講義には宮崎氏と関係性の深い方をお招きすることとし、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏と数々の宮﨑作品に携わってこられた東宝の映画プロデューサー市川南氏(昭和64年学習院大学文学部卒業)にご登壇いただきました。
講義は聴講生(大学生、中・高等科生)の悩みや質問をもとに展開され、講師から沢山の示唆に富んだ人生のアドバイスやヒントをいただきました。
講義の模様はアーカイブムービーからご覧いただけますので、是非ご視聴ください。